■男子が無念の準決勝敗退となった。
韓陽の一点にとどまる1-3での敗退である。
期待した水谷がどちらもフルゲームで2点を落としたようであり、これが敗戦のすべて
だったと思う。
日本チームが勝つには水谷の2点が絶対条件となる。
それが崩れたのであるから、致し方ないと割り切るしかない。
それにしても、惜しい負け方である。 紙一重である。
最後は決勝の常連、韓国との経験の差がでたのだろうか。
中国との対決を楽しみにしていただけに本当に残念な結果である。
しかし結果は結果である。
この口惜しさは水谷自身が一番感じていることだろう。
ぜひ気持ちを切り替えてすぐにでも北京へ向けて走りだすしかない。
課題はフィジカル面とパワーアップに尽きると思う。
世界のトップ選手であることは今回の大会がはっきり証明した。
あとはこの紙一重の差をどう埋めていくかである。
北京でメダルを狙うには水谷にかかっているのである。
ぜひ、今回の無念を北京で晴らして欲しいというのがわれわれの強い強い願いである。
■今大会を振り返って、男子チームは久しぶりに全選手が最高度のパフォーマンスと、
チーム力としてもメダル獲得に一丸となって戦った大会であった。
結果として決勝には進めなかったが、日本が世界でメダルを狙える位置まできている
ということを示したことの意義は大きい。
日本卓球界にようやく明るい光が見え始めたのである。
今まで遠くにあった世界が、目に見えてきたのである。
現場の選手や指導者へ大きな希望や勇気や自信を与えてくれたのである。
これでまた、卓球界に弾みがつくことであろう。
本当に嬉しいことであり、喜ばしいことである。
選手団には心から良くがんばったと心からの祝福と感謝を送りたい。
次は目標もきっちりと定まった。
北京での金メダルである。
これからの期間、すべてをその目標に向かって卓球に打ち込んで欲しいと思っている。
その夢が叶うことを祈っている。
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