2008年2月4日月曜日

ナショナルトレーニングセンター・卓球専用体育館開所


■31日に待望のナショナルトレーニングセンター卓球専用体育館の利用が開始され、その


 開始式に出席してきた。 当日は10時から、ナショナルトレーニング関係者、日本卓球


 協会、世界選手権代表の日本選手団が出席しての利用開始式が行われ、その後日本


 代表選手の強化合宿が始まった。 このNTCは日本のスポーツが国際競技力の向上を


 はかっていくための強化の拠点として建設されたもので、卓球ほか9競技の専用施設が


 つくられている。  共有施設としては最新設備を備えたトレーニングルームやプール、研


 修室などがあり、また一泊2000円(3食)で宿泊できる宿泊棟も併設され、合宿の環境


 としては最適な環境となっている。 施設を見学させていただいたが、いずれの競技も最新


 の設備が施されており、国際舞台を想定した器具や競技用具、映像設備等が備えられて


 いる。 体操競技は北京五輪に備えて、その時に使用される器具と同じものが設営されて


 いた。 卓球ではコートやボールも国際大会で使用されるものが各種用意されているほか、


 フロアや照明なども 練習環境としては最高水準のものであろう。 また、運営スタッフとし


 てはナショナルチームのコーチである渡辺理貴氏、大岡巌氏、ほかに1名(折衝中)とナ


 ショナルチームの宮崎監督もあたることになっている。 また、トレーナー2名(中国)も専属


 として強化練習のサポートをすることになっている。 大岡氏ともう1名は生活拠点もNTCに


 寄宿し、活動することになっている。 NTCの大きな役割は日本卓球界の強化の拠点として、


 NT、JNT、HNTの強化合宿でフルに活用 されるほか、他競技に先駆けて始まるエリート


 アカデミー(6名)の育成も重要な事業となる。 NTCに寄宿し、専門的・総合的な訓練を受け


 させ、国際的な競技力を持った選手の育成とともに社会的に有用な人材をつくるという目的


 である。 これからの日本卓球の強化育成システムの一つとして非常に注目しているし、また


 他競技も卓球をモデルに様子を見ているように思っている。 ぜひ、このエリートアカデミーに


 も真剣に取り組んで成果をあげてほしいと思っている。  


 このたびのNTCの拠点完成を機に、日本卓球界に復活の機運が盛り上がることを期待している。




■Google アラートより


 「福原愛ら卓球日本代表がNTCで合宿」 


 卓球の福原愛(ANA)ら世界選手権団体戦(2月24日開幕・広州=中国)の男女の日本代表


 メンバー が31日、東京都北区のナショナルトレーニングセンター(NTC)を卓球としては初め


 て利用し、合宿を開始した。


 練習に先立ち、開始式と、始球式として福原と日本卓球協会・木村興治専務理事との対戦な


 どを行った。


 試合用のスペースが10台分取れる広さで、北京五輪や世界選手権で使用するメーカーの卓球


 台も用意されている。 


 五輪出場を決めている女子の平野早矢香(ミキハウス)は「このような環境で練習できることは


 うれしい。活用させていただいて、世界選手権や五輪で大きな成果を挙げたい」とあいさつした。



 「愛ちゃん北京へ秘密兵器!ハイテクカメラ導入」


 卓球の北京五輪代表に内定している福原愛(19)=ANA=ら、世界選手権団体戦(2月24


 日~3月2日、中国・広州)の男女日本代表が31日、東京・北区のナショナルトレーニング


 センターで初となる合宿を開始。


 日本卓球史上初の五輪メダル取りへ、北京本番仕様の用具と超ハイテクカメラをフル活用す


 る。 


 真新しい卓球専用体育館はコートが10面以上取れる広さで、北京五輪で使用される中国メー


 カー「双喜」の卓球台など、各国9社から約20万円の台を計20台買いそろえた。北京五輪用


 の台で練習した福原は「ボールがすごく止まってやりにくい」と今後の練習の中で対策を探っ


 ていく。 


 また、関連機器も含め総額1000万円以上する、360度撮影可能なハイビジョンカメラ1台を


 天井に装備。


 ズームやスロー撮影もでき、スイング解析なども可能だ。


 別室のモニターで映像を目にした近藤欽司・女子代表監督(65)は「センチ単位で打つコース


 を確認できる」とニンマリ。一方、練習を 撮影された福原は「えっ? 見られてたんですか? 


 サボれないですね」と笑顔。


 最高の環境の下、最高の結果を目指す。



 「JOC英才教育で説明会 NTC拠点に寄宿生活 」 


 スポーツで将来有望なジュニア選手を全国から集め、国立の強化拠点、ナショナルトレーニ


 ングセンタ ー(NTC)に寄宿させて長期的に育成する。


 日本オリンピック委員会(JOC)の新事業「エリート アカデミー」の開始を4月に控え、東京都


 北区のNTCで1日、1期生となる卓球とレスリングの参加者や保護者への説明会があった。


 五輪に選手を派遣するJOCによる初めての「金の卵」英才教育に、小学5年から中学1年ま


 での11人が挑む。


 近隣の学校に通い、NTCで語学やコミュニケーション技術など総合的な人材教育も受ける。


 今春中学に進む卓球の田添健汰選手(福岡・石田ク)は、充実した施設に感激した様子で


 「すごく楽しみ。これで世界に近づける」と目を輝かせた。 


 五輪など国際大会で活躍できる一流選手や将来指導者としても世界に通用するような人材


 育成を、高校までの一貫教育で図る。今後は他競技からも受け入れ、約50人に拡大する


 予定。


 福田富昭JOC強化本部長は「世界に飛び出す人間という目標を持ってやってもらいたい」と


 期待した。   



 ◆What's New in 天津 ◆


 「女子卓球世界ランク30位内に中国人9名と元中国人16名 」                                                


                                        〔2008年01月23日掲載〕  


 女子卓球世界ランク上位30位までに中国代表選手は9名いる。中国以外の国の選手が21


 名いることになるが、実際には中国代表になれなかった強豪選手が外国籍を取得してその国


 の代表となっているケースが多く、上位30位のうち実に16名が元中国人である。実質25名


 が中国人、純粋に他の国の選手であるのは、世界ランク9位の日本代表の福原愛選手や


 韓国やクロアチア代表など5名だけだと、<朝鮮日報>が報じたと信息時報が伝えている


 ・・・ランキングは常に変化していますが、おおむねこのような状況のようです。


 愛ちゃんはだいたい10位くらいで頑張っていますが、実は愛ちゃんより強いのに中国代表


 になれない選手が中国国内にはたくさんいるのですね。愛ちゃんガンバレ~!

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