2008年2月27日水曜日

日本女子決勝トーナメントへ・世界卓球選手権大会




■世界卓球選手権大会も4日目を迎え、ここまでのところ予選リーグを日本男女が快調




 に勝ち進んでいる。 




 特にも女子は4戦目となる最大の難敵、韓国戦とラストジュースにもつれ込む大接戦を




 福原が勝ち、逆転勝利で準々決勝進出を決めた。 




 本日最終戦となるフランス戦が残っているが、負けても直接対決で勝っている韓国より




 上位となるために確定した。  




 これで、かなりメダルが有望となってきた。 




 というのも、これで上位3チーム(中国・香港・シンガポール)との準々での対決はなくなり




 そうで、(それぞれが予選1位通過するとみて)可能性が高くなったのである。 




 当初から、私は韓国戦をメダル獲得のヤマと見ていたので、本当に良くがんばってくれた




 と思っている。 




 報道によれば、平野が韓国の唐選手(韓国NO1、中国帰化選手)を破るなど2点を挙げる




 活躍で、チームの窮地を救った最大の功労者のようである。 




 何しろ、唐選手には私も勝つのが難しいと思っていたので、それに勝ったことが勝因の


 


 すべてだったと言っても過言でないほど、この一点は大きかったのである。 それにしても、




 平野選手は絶好調のようである。 




 ひと皮向けたというか、戦い方がわかってきたのではなかろうか。 




 これでまた、これからの楽しみが増えてきた。




 世界ランク上位選手とどういう戦いをするのか、ぜひとも見たいものである(残念なが




 らTV放映がないのであるが・・・)。




 ここでの戦いによって、また北京への大きな躍進へのキッカケとなって欲しいと願って




 いるからである。 




 さて、平野選手だけに光をあてているが今回は福原選手も復調しているようであり、




 海外選手に強いという評価を取り戻したかのような活躍である。 




 また、福岡選手もその異才ぶりできっちり自分の役割を果たしているようである。 




 ここまでの戦いを見る限り、チームとしての結束感や勝利への執念がいつもより




 感じられるし、何よりも勢いに乗っているように感ずる。 




 久しぶりに、頼もしい日本女子チームを見たような気分である。




 銅メダルはほぼ固いと思われるが、次の準決勝(たぶん中国)でもがんばってその上を




 目指して欲しいと願っている。






■一方、男子チームもここまで3戦全勝と好調に走っている。 まだ、難敵のドイツ、




 セルビア戦も残っているがこの勢いで予選リーグを1位で抜けて欲しいと期待している。 




 水谷もエースとして安定感のあるプレーで確実に勝ち星を挙げているようであり、




 それに続く吉田・ 韓陽も全勝と調子がよさそうである。




 こちらも女子と同様に、これからが大いに楽しみであり、もしかするとメダルに届き




 そうな予感もするのである。 




 そのためにも予選はなんとしても全勝で抜けてほしいのである。 




 前回14位という汚名を挽回するとともに、北京へ向けての弾みとなるような、メダル




 獲得はそれほど日本にとっては大きな力になるものと思っている。




 今回はその意味でも本当に大きなチャンスなのである。 




 選手団には気迫を込めて、死にもの狂いでがんばって欲しいのである。

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