2008年2月16日土曜日

日卓協・ペン型選手育成講習会感想2







■前回の河野満氏に続いて、伊藤繁雄選手の講習内容についてランダムに要点を

書きます。 

<伊藤繁雄選手の卓球>  

小学5年で卓球を始める  

中学、高校とそこそこの成績を治め社会人に進むが、卓球の夢ますます募り、  

卓球の名門専修大学に進む 


入学時、世界一を目指して6つの決心をする  

当時世界を獲るためには5~6時間の練習、才能ない自分は倍の12時間を目標  

朝から夜まで卓球に良くなることを生活の中で心がけた  

時間という敵に勝つ 


球を打つだけが練習でない 6つの練習 

・球打ち   

・見取り練習(人の良いところを見て自分に取り入れる) 

・聞き取り練習(成功者から聞く)  

・読み取り練習(卓球専門誌、技術書など) 

・書き取り練習(書くと覚える、イメージが湧く)  

・記憶力(卓球台を絵に描いて、ラリーを反省する 読み・待ちにつなげる) 



明確な目標と限界への挑戦 
 
1ケ月で覚えられる技術は日本  

半年で覚えられる技術は世界に通用  

必死に声を出す(声がつぶれて出なくなるほどの経験)  

3年時からは朝・昼・夜の練習前に1時間の計3時間のランニングをしてから練習  

うさぎとびは1Kmはやった  

素振りの練習  鏡を見ての素振り、振りの早さ、足を開いて、片足で、イスを利用して          

うさぎ跳びをしながら  リズムが大事(呼吸)、打球時に息を吐く

(集中力高くなる)   打球点安定(体の使い方が良くなる) 

卓球はリズムの崩しあい  

自信のない選手は声を出す  

挨拶は練習場の端から端まで届く大きい声で  

初心者は挨拶・返事だけでも一番に、 練習に「無理です、出来ない」という言葉はない  


勝ちやすい条件  

・サーブ  
・レシーブ  

・スマッシュ  

・しのぎ  

・集中力  

・独創性・・戦型  表ソフトと裏ソフトの長所を合わせた卓球  



主要な技術  

・ロングサーブ(リズム、逆モーション、ナックルロング、ミドル)  

・スマッシュ(シュート・カーブ打法、エースボール、ツツキ打ち)  

・フットワーク(飛びつき、回り込、二の足を早く、小さく動く、バックハンドのフットワ

ーク、動いて動いての練習が多)  


ドライブ  曲がって沈む・伸びる  ついたらすぐ打つ、バックから飛びついて打つ        

ポンとついて打つ練習   

守りからの攻撃位置を覚える  

サーブから三球目までリズムが一貫  7~8つの動作  

練習30分前からウオーミングアップ 時間を無駄にしない  球拾いの時も自分が

プレイしているつもりで  

気で圧倒する 目で負けない  

一球二動作、三動作・・次球までの余裕 


ジュースの際の心持・・自分を信ずる、言い聞かせる、勇気を持つ、自己暗示、励ます、

相手よりも粘り強く、競ってからの練習普段から、間を考える、

速攻、何本でも粘れる  


ペンドライブは日本人に合っている(緻密さ、大胆さを武器に)



強くなる人間は発想が違う、常識をやぶる 


「本気・元気・根気」がなければならない 


「心が変われば、態度が変わる、態度が変われば、行動が変わる、行動が変われば、

習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる、

運命が変われば人生が変わる」 


以上、たくさんの話を聞いたが、発想・精神力・努力などすべてに世界一の迫力を感ずる

講習内容で、久しぶりに日本卓球のすばらしさに感動しました。 

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